防災トピックス
 防災トピックス インデックス >> 消防用設備等にも石綿を使用


 石綿(アスベスト)による健康被害問題については、政府の関係省庁会議において対策等の検討が行われているが、消防用設備等の改修検査時や点検実施時等において、各消防本部の検査や査察に従事する消防職員、消防設備士又は消防用設備等の点検を実施する者が石綿を含んだ粉塵等を吸入する可能性がある。
このようなことから、防火対象物(特に昭和55年以前に建築された鉄骨造の耐火建築物)において検査、査察、点検等を行う場合は、石綿粉塵の吸入を防止することができる性能を有する防塵マスク等の保護具を用意し、安全、健康を確保する必要がある。